免疫
衛生管理者(第一種)「抗体による体液性免疫」の問題
体内に侵入した異物に対し抗体がつくられて働く体液性免疫について、最も適切なものはどれか。
1抗体はどの異物に対しても同じ一種類だけがつくられ、相手を選ばずに広く結合していく。
2抗体は脂質からなる物質で、体内に入った異物を自ら直接溶かして分解する働きをもつ。
3抗体は骨髄の中の赤血球の内部でつくられ、酸素とともに全身へ運ばれて異物を排除する免疫の中心を担っている。
4抗体は血漿中に含まれるたんぱく質で、特定の抗原と結びついてその働きを抑え、体を異物から守る。
5抗体は一度つくられてもわずか数時間で消えてしまい、同じ異物が再び入っても以前の記憶はまったく残らない。
正解
4.抗体は血漿中に含まれるたんぱく質で、特定の抗原と結びついてその働きを抑え、体を異物から守る。
抗体は血漿中のたんぱく質(免疫グロブリン)で、特定の抗原に対応してつくられ、その抗原と結合して無毒化や排除を助ける体液性免疫の主役である。
?選択肢ごとの解説
1 ×抗体は抗原ごとに特異的につくられるため、一種類が相手を選ばず結合するのではない。
2 ×抗体はたんぱく質であり脂質ではなく、異物を直接溶かすのではなく結合して働きを抑える。
3 ×抗体はリンパ球(形質細胞)でつくられ、赤血球の内部でつくられるのではない。
4 ○抗体は血漿中のたんぱく質(免疫グロブリン)で、特定の抗原に対応してつくられ、その抗原と結合して無毒化や排除を助ける体液性免疫の主役である。
5 ×一度感染した抗原の情報は記憶細胞に残り、再侵入時に速やかに対応できる。
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