体液と恒常性
衛生管理者(第一種)「恒常性」の問題
ヒトの体液及び恒常性(ホメオスタシス)に関する記述として、生理学上正しいものはどれか。
1体液の浸透圧や水分量は外部環境の変化のままに変動し、一定に保たれることはないとされる。
2恒常性とは体温のみを一定に保つ働きを指し、体液の組成や血糖値は対象に含まれないとされる。
3体内の水分量を調節する働きは存在せず、摂取した水分はそのまますべて尿として排泄される。
4発汗により体内の水分とともに塩分も失われるため、多量の発汗時には塩分の補給も必要となる。
5血液中のナトリウム濃度は調節されておらず、摂取量に応じて自由に変動するとされている。
正解
4.発汗により体内の水分とともに塩分も失われるため、多量の発汗時には塩分の補給も必要となる。
汗は水分のほかナトリウムなどの電解質を含むため、高温作業等で多量に発汗すると水分とともに塩分も失われ、水分だけを補給すると体液が薄まる。多量発汗時には塩分の補給も必要となる。
?選択肢ごとの解説
1 ×体液が外部環境のまま変動し一定に保たれないとするのは誤り。体液は恒常性により一定範囲に保たれる。
2 ×恒常性を体温のみとするのは誤り。体温・体液組成・血糖・pH等を一定に保つ働き全般を指す。
3 ×水分調節が存在せず全て尿になるとするのは誤り。腎臓やホルモンが水分量を調節している。
4 ○汗は水分のほかナトリウムなどの電解質を含むため、高温作業等で多量に発汗すると水分とともに塩分も失われ、水分だけを補給すると体液が薄まる。多量発汗時には塩分の補給も必要となる。
5 ×ナトリウム濃度が調節されず自由に変動とするのは誤り。血中ナトリウム濃度は厳密に調節されている。
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