熱中症の予防と応急手当
衛生管理者(第一種)「熱中症の予防」の問題
暑熱環境における熱中症の予防に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1暑熱に対する身体の慣れである暑熱順化は不要であり、初日から長時間の作業を行ってよい。
2熱中症の予防には水分補給が最も重要であり、発汗で失われる塩分の補給は考慮しなくてよい。
3WBGT値は気温のみで決まる指標であり、湿度や輻射熱は熱中症のリスク評価に関係しない。
4作業者がのどの渇きを感じる前から、定期的に水分と塩分を補給することが予防上重要である。
5のどの渇きを感じてからまとめて大量に水分を摂取するほうが、こまめな補給より効果的である。
正解
4.作業者がのどの渇きを感じる前から、定期的に水分と塩分を補給することが予防上重要である。
のどの渇きを自覚した時点では既に脱水が進んでいることが多いため、自覚前から定期的・計画的に水分と塩分を補給することが熱中症予防の基本とされる。
?選択肢ごとの解説
1 ×暑熱順化が不要とするのは誤り。身体を暑さに慣らす順化期間を設け、徐々に作業時間を延ばすことが重要である。
2 ×塩分補給を考慮しなくてよいとするのは誤り。発汗で塩分も失われるため、水分とともに塩分の補給も必要である。
3 ×WBGTを気温のみとするのは誤り。WBGTは湿球・黒球・乾球温度から算出され、湿度や輻射熱も反映する。
4 ○のどの渇きを自覚した時点では既に脱水が進んでいることが多いため、自覚前から定期的・計画的に水分と塩分を補給することが熱中症予防の基本とされる。
5 ×渇いてから大量摂取が効果的とするのは誤り。こまめに少量ずつ補給するほうが吸収もよく予防に有効である。
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