職場の感染症対策
衛生管理者(第一種)「ノロウイルス感染対策」の問題
ノロウイルスによる感染性胃腸炎とその対策に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1ノロウイルスの失活には消毒用エタノールが最も効果的で、塩素系消毒薬は効果が乏しいとされる。
2潜伏期間は感染後おおむね2週間と長く、発症した場合の症状は1か月以上続くのが一般的である。
3主な感染経路は蚊などの媒介昆虫を介したもので、人から人へは感染しないとされている。
4症状が消失すれば、その直後から便中へのウイルスの排出は完全に止まると考えてよいとされる。
5嘔吐物の処理は、塩素系の消毒薬を用い、使い捨ての手袋やマスクを着用して行うのがよい。
正解
5.嘔吐物の処理は、塩素系の消毒薬を用い、使い捨ての手袋やマスクを着用して行うのがよい。
ノロウイルスはエタノールが効きにくく、嘔吐物や便の処理は次亜塩素酸ナトリウム等の塩素系消毒薬を用い、使い捨て手袋・マスクを着用して飛散を防ぎながら行うのが適切である。
?選択肢ごとの解説
1 ×エタノールが最も効果的とするのは誤り。ノロウイルスにはエタノールの効果が低く、塩素系消毒薬が有効である。
2 ×潜伏期間2週間・症状1か月とするのは誤り。潜伏期間はおおむね1〜2日で、症状は数日程度のことが多い。
3 ×蚊が媒介し人から人へ感染しないとするのは誤り。経口感染や接触・飛沫を介し人から人へ容易に感染する。
4 ×症状消失直後に排出が止まるとするのは誤り。回復後もしばらく便中にウイルスが排出されるため手洗い等が必要である。
5 ○ノロウイルスはエタノールが効きにくく、嘔吐物や便の処理は次亜塩素酸ナトリウム等の塩素系消毒薬を用い、使い捨て手袋・マスクを着用して飛散を防ぎながら行うのが適切である。
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