酸ミストによる健康障害

衛生管理者(第一種)硝酸・硫酸ミストによる歯の酸蝕と気道刺激」の問題

労働衛生(有害業務に係るもの含む)酸ミストによる健康障害難易度:normal
金属の酸洗工程で発生する硝酸や硫酸のミストを長期に吸入した場合に生じやすい障害はどれか。
1末梢神経のまひで、手足の感覚が鈍くなり筋力が低下する障害が現れやすいとされる。
2造血器の障害で、赤血球や白血球が減少して貧血や易感染性を生じやすいとされている。
3歯の酸蝕で、酸のミストにより歯のエナメル質が溶け、歯がもろくなる障害が生じやすいとされる。
4中枢神経の抑制で、酩酊状態や意識障害を生じやすく、慢性的に記銘力が低下するとされている障害である。
5肝機能障害で、酸ミストが肝臓に蓄積し黄疸や肝腫大を生じやすくなるとされている慢性の障害である。
正解
3歯の酸蝕で、酸のミストにより歯のエナメル質が溶け、歯がもろくなる障害が生じやすいとされる。

硝酸や硫酸のミストを長期に吸入する酸洗作業などでは、酸により歯のエナメル質が溶ける歯牙酸蝕症が生じやすく、あわせて気道や眼の刺激も問題となる。

?選択肢ごとの解説

1 ×末梢神経まひとするのは誤り。これは有機溶剤や鉛などの影響で、酸ミストの特徴ではない。
2 ×造血器障害とするのは誤り。ベンゼン等の影響であり、酸ミストの特徴は歯の酸蝕である。
3 ○硝酸や硫酸のミストを長期に吸入する酸洗作業などでは、酸により歯のエナメル質が溶ける歯牙酸蝕症が生じやすく、あわせて気道や眼の刺激も問題となる。
4 ×中枢神経抑制とするのは誤り。酩酊様症状は有機溶剤の特徴で、酸ミストとは異なる。
5 ×肝機能障害とするのは誤り。酸ミストの代表的な慢性影響は歯の酸蝕と気道刺激である。
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【衛生管理者(第一種)】硝酸・硫酸ミストによる歯の酸蝕と気道刺激の問題と解答・解説|ukamiru 過去問