ベリリウムによる健康障害
衛生管理者(第一種)「慢性ベリリウム症(肺の肉芽腫)」の問題
ベリリウムを取り扱う作業者が長期ばく露で発症しうる、肺に肉芽腫を生じる代表的疾患はどれか。
1慢性ベリリウム症で、肺に肉芽腫性の変化を生じ、咳や呼吸困難など慢性の呼吸器障害を呈する。
2貧血で、赤血球の産生が抑えられて全身倦怠感が現れるのが代表的とされている。
3難聴で、内耳の有毛細胞が障害され高音域から聴力が低下するものとされている。
4尿路結石で、ベリリウムが腎臓に沈着して激しい側腹部の痛みを生じる疾患であると説明されている障害である。
5皮膚の色素沈着で、顔面や手の甲に黒い斑点が多数生じることが特徴的であるとされている慢性の皮膚疾患である。
正解
1.慢性ベリリウム症で、肺に肉芽腫性の変化を生じ、咳や呼吸困難など慢性の呼吸器障害を呈する。
慢性ベリリウム症はベリリウムへの長期ばく露で肺に肉芽腫性病変を生じる疾患で、咳や息切れ、呼吸困難など慢性の呼吸器症状を呈する。
?選択肢ごとの解説
1 ○慢性ベリリウム症はベリリウムへの長期ばく露で肺に肉芽腫性病変を生じる疾患で、咳や息切れ、呼吸困難など慢性の呼吸器症状を呈する。
2 ×貧血を代表症状とするのは誤り。ベリリウムの標的は主に肺で、肉芽腫性変化が特徴である。
3 ×難聴とするのは誤り。聴覚障害はベリリウム症の特徴ではない。
4 ×尿路結石とするのは誤り。慢性ベリリウム症の中心は腎ではなく肺の病変である。
5 ×皮膚の色素沈着とするのは誤り。代表的障害は肺の肉芽腫性疾患である。
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