高温作業への順化
衛生管理者(第一種)「暑熱順化」の問題
高温環境への暑熱順化に関する記述として、衛生上最も適切なものはどれか。
1暑熱順化は一度成立すると失われず、長期間高温を離れても順化の効果は持続するとされる。
2暑熱に順化すると発汗が抑えられて汗をかかなくなり、体温調節がしにくくなるとされている。
3暑熱順化が進むと発汗の開始が早まり汗の量が増えるなど、体温調節能力が高まるとされる。
4暑熱順化は高温に一度さらされれば直ちに完成し、数日かけて進むようなことはないとされる。
5暑熱順化した人は熱中症にかからないため、高温下でも水分や塩分の補給は不要とされている。
正解
3.暑熱順化が進むと発汗の開始が早まり汗の量が増えるなど、体温調節能力が高まるとされる。
高温環境に繰り返しさらされて暑熱順化が進むと、発汗の開始が早まって汗の量が増え、汗中の塩分濃度が低下するなど、体温調節能力が高まり熱負荷に適応しやすくなる。
?選択肢ごとの解説
1 ×順化が失われず持続するとするのは誤り。高温を離れると順化は数週間程度で失われていく。
2 ×発汗が抑えられ汗をかかなくなるとするのは誤り。順化では発汗が促進され体温調節がしやすくなる。
3 ○高温環境に繰り返しさらされて暑熱順化が進むと、発汗の開始が早まって汗の量が増え、汗中の塩分濃度が低下するなど、体温調節能力が高まり熱負荷に適応しやすくなる。
4 ×一度さらされれば直ちに完成とするのは誤り。暑熱順化は数日から数週間かけて徐々に進む。
5 ×順化すれば熱中症にならず補給不要とするのは誤り。順化後も水分・塩分補給は熱中症予防に不可欠である。
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