寒冷障害
衛生管理者(第一種)「低温・寒冷作業」の問題
低温・寒冷環境における健康障害に関する記述として、衛生上最も適切なものはどれか。
1低体温症は深部体温が上昇する状態を指し、寒冷環境ではむしろ体温が高まっていくことをいう。
2凍傷は皮膚や組織が寒冷で凍結して起こる障害で、重症では組織の壊死に至ることがある。
3寒冷環境では末梢の血管が拡張して熱が逃げやすくなるため、手足が温かく保たれるとされる。
4低体温症では意識ははっきりと保たれ、判断力やふるえに影響が及ぶことはないとされている。
5凍瘡(しもやけ)は氷点下でのみ生じ、零度を上回る低温環境では発生しないとされている。
正解
2.凍傷は皮膚や組織が寒冷で凍結して起こる障害で、重症では組織の壊死に至ることがある。
凍傷は皮膚や皮下組織が寒冷により凍結して生じる障害で、軽症では発赤や水疱、重症では組織の血流が途絶して壊死に至ることがある。
?選択肢ごとの解説
1 ×低体温症を深部体温が上昇する状態とするのは誤り。低体温症は深部体温が低下した状態である。
2 ○凍傷は皮膚や皮下組織が寒冷により凍結して生じる障害で、軽症では発赤や水疱、重症では組織の血流が途絶して壊死に至ることがある。
3 ×末梢血管が拡張し手足が温かいとするのは誤り。寒冷では末梢血管が収縮して手足が冷える。
4 ×意識が保たれ判断・ふるえに影響しないとするのは誤り。低体温症ではふるえや意識障害が生じる。
5 ×凍瘡が氷点下のみで生じるとするのは誤り。凍瘡は零度を上回る程度の低温と湿潤でも生じる。
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