六価クロムと健康障害

衛生管理者(第一種)クロム中毒」の問題

労働衛生(有害業務に係るもの含む)六価クロムと健康障害難易度:normal
六価クロムによる鼻中隔穿孔やがんのリスクについて、最も適切なものはどれか。
1六価クロムは無害で、健康影響をもつのは金属クロムと三価クロムに限られるとされている。
2クロムによる障害は中枢神経の麻痺が中心で、鼻や気道、皮膚には影響しないとされている。
3六価クロムのばく露では鼻中隔穿孔や皮膚潰瘍がみられ、肺がんのリスクも指摘されている。
4クロムは経気道からは吸収されず、皮膚に付着した場合に限り健康影響を生じるとされている。
5クロムによる発がんの標的は肝臓のみで、呼吸器にがんを生じることはないと位置づけられる。
正解
3六価クロムのばく露では鼻中隔穿孔や皮膚潰瘍がみられ、肺がんのリスクも指摘されている。

六価クロム化合物のばく露では、鼻粘膜の刺激による鼻中隔穿孔やクロム潰瘍と呼ばれる皮膚潰瘍がみられ、長期ばく露では肺がんの発生リスクが高まることが知られている。

?選択肢ごとの解説

1 ×六価クロムが無害とするのは誤り。健康影響が強いのはむしろ六価クロムであり、発がん性も指摘される。
2 ×中枢神経麻痺が中心で鼻・皮膚に影響しないとするのは誤り。六価クロムは鼻中隔穿孔や皮膚潰瘍を起こす。
3 ○六価クロム化合物のばく露では、鼻粘膜の刺激による鼻中隔穿孔やクロム潰瘍と呼ばれる皮膚潰瘍がみられ、長期ばく露では肺がんの発生リスクが高まることが知られている。
4 ×経気道吸収がなく皮膚のみとするのは誤り。六価クロムは吸入により呼吸器を侵し肺がんの原因ともなる。
5 ×発がん標的が肝臓のみとするのは誤り。六価クロムによる発がんの代表的標的は呼吸器(肺)である。
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ukamiru 過去問 · 衛生管理者(第一種) · eisei-1-eisei-w2-0008

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