マンガンと健康障害

衛生管理者(第一種)マンガン中毒」の問題

労働衛生(有害業務に係るもの含む)マンガンと健康障害難易度:normal
マンガン中毒でみられる神経系の症状について、最も適切なものはどれか。
1マンガン中毒の特徴は造血障害による重い貧血であり、神経系への影響はないとされている。
2マンガン中毒では筋のこわばりや震え、歩行障害などのパーキンソン様の神経症状がみられる。
3マンガンは生体に必須でないため、ごく微量でも体内に入ると直ちに急性中毒を起こすとされる。
4マンガンによる障害は皮膚の潰瘍が中心で、中枢神経系には作用しないと位置づけられている。
5マンガンは溶接作業では発生せず、ばく露は鉱石の採掘現場に限られると考えられている。
正解
2マンガン中毒では筋のこわばりや震え、歩行障害などのパーキンソン様の神経症状がみられる。

マンガン中毒では中枢神経系、特に錐体外路系が侵され、筋のこわばり、振戦、仮面様顔貌、歩行障害などのパーキンソン症候群に類似した症状がみられる。

?選択肢ごとの解説

1 ×造血障害の貧血が特徴で神経影響がないとするのは誤り。マンガン中毒の主体は中枢神経障害である。
2 ○マンガン中毒では中枢神経系、特に錐体外路系が侵され、筋のこわばり、振戦、仮面様顔貌、歩行障害などのパーキンソン症候群に類似した症状がみられる。
3 ×微量で直ちに急性中毒とするのは誤り。マンガンは必須微量元素でもあり、職業性中毒は慢性ばく露で生じる。
4 ×皮膚潰瘍が中心で中枢神経に作用しないとするのは誤り。マンガンは中枢神経系を侵す代表的金属である。
5 ×溶接で発生せず採掘に限るとするのは誤り。溶接ヒュームにもマンガンが含まれ、溶接作業もばく露源となる。
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ukamiru 過去問 · 衛生管理者(第一種) · eisei-1-eisei-w2-0007

【衛生管理者(第一種)】マンガン中毒の問題と解答・解説|ukamiru 過去問