鉛業務と健康障害

衛生管理者(第一種)鉛中毒」の問題

労働衛生(有害業務に係るもの含む)鉛業務と健康障害難易度:normal
鉛中毒でみられる貧血や伸筋麻痺などの症状について、最も適切なものはどれか。
1鉛中毒では貧血、伸筋麻痺、腹部の疝痛などの特徴的な症状がみられることが知られている。
2鉛は体内にほとんど蓄積されず、ばく露が止まれば直ちに完全に排泄されるとされている。
3鉛中毒の主症状は急性の肺水腫であり、慢性的な神経や血液への影響はないとされている。
4鉛は消化管からは吸収されず、粉じんやヒュームの吸入によってのみ体内に取り込まれる。
5鉛による健康影響は皮膚炎が中心であり、貧血や神経症状を生じることはないと位置づけられる。
正解
1鉛中毒では貧血、伸筋麻痺、腹部の疝痛などの特徴的な症状がみられることが知られている。

鉛中毒では、ヘモグロビン合成障害による貧血、橈骨神経などの障害による伸筋麻痺、腸管の攣縮による腹部の疝痛(鉛疝痛)といった特徴的な症状がみられる。

?選択肢ごとの解説

1 ○鉛中毒では、ヘモグロビン合成障害による貧血、橈骨神経などの障害による伸筋麻痺、腸管の攣縮による腹部の疝痛(鉛疝痛)といった特徴的な症状がみられる。
2 ×体内に蓄積されず直ちに排泄されるとするのは誤り。鉛は主に骨に蓄積し、ばく露後も長期に体内に残留する。
3 ×主症状が急性肺水腫で慢性影響がないとするのは誤り。鉛中毒は貧血や神経障害など慢性影響が中心である。
4 ×消化管から吸収されないとするのは誤り。鉛は吸入のほか、汚染した手指等を介して経口的にも吸収される。
5 ×皮膚炎が中心で貧血や神経症状がないとするのは誤り。鉛の主な障害は貧血・神経障害・疝痛である。
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ukamiru 過去問 · 衛生管理者(第一種) · eisei-1-eisei-w2-0006

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