石綿による健康障害
衛生管理者(第一種)「石綿」の問題
石綿(アスベスト)による健康障害に関する記述として、衛生上正しいものはどれか。
1石綿は粒径が大きいため肺の奥には達せず、吸入しても健康障害を生じないと位置づけられている。
2石綿による中皮腫や肺がんは、ばく露の直後に発症する急性の疾患であるとされている。
3石綿は中皮腫や肺がんの原因となり、発症までの潜伏期間が数十年に及ぶことが知られている。
4石綿は現在も建材として広く製造及び使用が認められており、特段の規制は設けられていないとされる。
5石綿関連疾患は喫煙とは全く関係がなく、喫煙者と非喫煙者で発症リスクは同じであるとされている。
正解
3.石綿は中皮腫や肺がんの原因となり、発症までの潜伏期間が数十年に及ぶことが知られている。
石綿は微細な繊維状鉱物で、吸入されると肺の奥に沈着し、石綿肺・肺がん・中皮腫などを引き起こす。これらは潜伏期間が長く、中皮腫では数十年を経て発症することが知られている。
?選択肢ごとの解説
1 ×石綿繊維は微細で肺胞深部まで達し健康障害を起こす。粒径が大きく無害とするのは誤り。
2 ×石綿関連疾患は長い潜伏期間を経て発症する慢性・遅発性の疾患で、急性疾患ではない。
3 ○石綿は微細な繊維状鉱物で、吸入されると肺の奥に沈着し、石綿肺・肺がん・中皮腫などを引き起こす。これらは潜伏期間が長く、中皮腫では数十年を経て発症することが知られている。
4 ×石綿は製造・使用等が原則禁止されている。規制がないとするのは誤り。
5 ×石綿ばく露と喫煙には相乗的な発がんリスクがあり、喫煙者でリスクが高まる。関係ないとするのは誤り。
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