金属ヒュームによる健康障害
衛生管理者(第一種)「溶接ヒューム」の問題
金属アーク溶接等で生じる溶接ヒュームに関する記述として、衛生上正しいものはどれか。
1溶接ヒュームは高温で蒸発した金属がそのまま気体として存在し、固体粒子にはならない。
2溶接ヒュームは金属蒸気が空気中で冷却・酸化して生じた微細な固体粒子(ヒューム)である。
3溶接ヒュームの粒径は大きく鼻腔で捕えられるため、肺の奥まで到達することはないとされる。
4溶接ヒュームは人体に無害であり、特定化学物質としての規制の対象にはなっていないとされる。
5屋内の金属アーク溶接作業では換気は不要で、防じんマスクの着用だけで十分とされている。
正解
2.溶接ヒュームは金属蒸気が空気中で冷却・酸化して生じた微細な固体粒子(ヒューム)である。
溶接ヒュームは、溶接の高熱で気化した金属(マンガン等)が空気中で急冷・酸化して生じる微細な固体粒子(ヒューム)である。粒径が小さく肺胞深部まで到達し、神経障害等の原因となるため特化則の規制対象とされている。
?選択肢ごとの解説
1 ×金属蒸気は冷えて固体粒子になる。気体のままとするのは誤り。
2 ○溶接ヒュームは、溶接の高熱で気化した金属(マンガン等)が空気中で急冷・酸化して生じる微細な固体粒子(ヒューム)である。粒径が小さく肺胞深部まで到達し、神経障害等の原因となるため特化則の規制対象とされている。
3 ×ヒュームは粒径が極めて小さく肺胞まで達する。鼻腔で捕えられるとするのは誤り。
4 ×溶接ヒュームは特定化学物質に位置づけられ規制対象である。無害・無規制とするのは誤り。
5 ×屋内作業では換気や呼吸用保護具による管理が必要で、マスクだけで十分とするのは誤り。
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